新春モード真っ盛りの2020年1月1日の午前、台湾の蔡英文(さいえいぶん)総統が総統府で行われた新年の談話の中で、中国から圧力のかかっている一国二制度には応じないとの事実上の拒否する姿勢をしたとのニュースが各メディアから発表されました。
香港情勢悪化の影響を受けてのものと見られる中で、今後の行方が心配されます。
今回は日本ではあまり馴染みのない「総統」「一国二制度」についてフォーカスを当てて調べてみました。
ひとまず今回のニュースとは?
現在、中国の習近平主席が掲げている台湾統一の方式の一つ(一国二制度政策)に台湾のトップが去年の香港情勢悪化の影響もあってか、強い拒否姿勢を示したものです。
■信用はすでに破産している(一国二制度の)
■民主主義と専制は同時に同じ国家に存在できない
これらを踏まえ「台湾の自由と民主主義を守る」方針を固めたのが今回のニュース内容です。
詳細は、ことらの参考資料サイトでご覧ください↓↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200101-00000019-reut-cn https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200101-00000019-reut-cn
ちょうど去年の独立記念日当日に香港中心部に滞在していたので、衝撃的な光景がリアルに思い出されます。今回の拒否の意向はそれまでと比べて少し強めな印象も受けたので、このままどうか無事に解決して欲しいと願って止みません…。
「総統」ってどんな立場なの?
総統と聞くとヒトラーを連想してしまう人も多いかと思いますが、言うまでもなくナチスとは一切無関係で、その国の最高指導者の地位の呼び方の一つです。
英語表記でthe President of the Republic of China=大統領と同じ意味で、要は台湾のトップです。
参考資料はこちらのサイトです↓↓
訳し方で言葉やニュアンスが変わるだけってことですね。
「一国二制度」ってどんな制度なの?
言葉の通りで、一つの国の中で政治的・経済的に二つの制度を維持するダブルスタンダードな方針。
社会主義の中国本土と資本主義の香港の関係性イメージそのままです。
参考資料は以下のサイトです↓↓


そういえば、同じ一国二制度でも香港ではデモが起こっているのにマカオで起こらないことを不思議に思っていたら、詳細サイトがありましたのでよろしければ併せてどうぞ↓
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ニュースそのものも同じアジア圏なので非常に興味深いものの、個人的にそもそもの2つの言葉について詳しく知りたくなったので今回記事にしてみました。 何となくわかっているようで実際説明するとなると、しどろもどろになりそうだったので学べて嬉しかったです。
新春早々あまり穏やかでないニュースが続きますが、少しでも早い平穏無事の回復を願います。
ご覧下さりありがとうございました!
See you later!
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