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『性的同意』って一体どんなこと? なんとなくじゃダメなの?【徹底解説】

(※一部プロモーションが含まれています)

最近ニュースでもジャーナリストの伊藤詩織さんと元TBSワシントン支局長の山口敬之さんとの間で起きた性犯罪事件について、民事裁判で東京地裁が山口さんに損害賠償の支払いを命じる判決が出たことで、様々な意見も飛び交い世間の関心もより一層高まっていますよね。

こうした事件や事故も多く起きてしまっているからか性的同意についても、様々なコンテンツでも見聞きする機会も増えたように思いますが、皆さまはしっかりと同意を得られている自信はありますか?

今回は性的同意』について徹底的に詳しくお話することで、被害者にも加害者にもなってしまわないようにあらためて考えていただくキッカケになれば嬉しいです。

目次

『性的同意』ってどんなこと?

たとえば好きな人と一緒に時間を過ごしている中で、あなたがコーヒーを飲みたくなったとしたら…

「コーヒー飲もうと思うけれど、よかったら一緒に飲む?」

だとか、何かしら相手に向けてアクションを取り飲みたい気持ちがあるのかどうかを確認してから1人分か2人分かのコーヒーの用意をしようとするのではないでしょうか?

1. 相手のリアクションも確かめずにまるで相手の存在を無視して、自分の分だけコーヒーを用意して一人で飲んだりしますか?

2. 相手のリアクションも確かめずに相手の分まで用意して、飲もうとしない相手に不満感を抱いたり、相手を責めたりしますか?

3. 相手が「いらないよ」と言ったら同じ気持ちじゃないことに不満感を抱いたり、相手を責めたりしますか?

4. 相手が「いらないよ」と言ったのも無視して用意し、無理矢理相手の口へコーヒーを流し込む行動をしたりしますか?

いくら一緒に時間を過ごす好きな人でも、抱く感情はそれぞれでいつも同じとは限りませんからあなたのYESの期待に反して相手がNOを示しても、相手を責める覚えも相手が責められる覚えもない大切な気持ちで尊重しなければなりません。

手をつないだりキスをしたりセックスをしたり、何かしら相手とスキンシップを取りたいと思ったときにも必要な考えや行動性的同意と同じ意味を持つことです。

よく混同されてしまいがちなこと

年齢や性別に関係なく、恋愛や性体験など様々な情報や知識を持っていてもおかしくない時代です。

友人知人から直接聞いたりするだけでなくスマホの普及で誰でも簡単に”恋愛描写や性描写”など刺激的な映像や出版物などが、より身近なモノになりつつあります。

・アニメ

・ゲーム

・マンガ

・雑誌

・本

・ドラマ

・映画

・動画

・インターネット

成人誌やAVなどのいかにも卑猥なものでなくても、ありとあらゆる溢れ返るほどコンテンツが多く存在する中、様々な興味関心を抱いたりすること自体は悪いことではありませんが…

誰も傷つけない個人の趣味の範囲内にとどめる必要があります。

主人公に都合よく展開し、一番大切な部分もカットした”恋愛欲求・恋愛妄想・性衝動・性的興奮を抱かせる目的のファンタジーで、リアルではありません…。

誰かから見聞きした知識や情報はあくまで誰かの体験談に過ぎず、様々なコンテンツの魅力的なシーンだったりは空想世界を楽しむためだけのモノで、あなたの理想や夢=相手も必ずしも望むとは限りません

『性的同意』が必要な理由

あなたや相手の人生にとっての想定外を防ぎ、お互いどちらの幸せも守るためです。
最初の”コーヒーの例え”を思い出してください。
相手もあなたを好き・あなたに向かって笑顔を向けている・あなたの隣にいるからといって「スキンシップOK」とは限りません。 勝手に相手の気持ちを推し量って行動に移すことはコーヒーを飲みたくもない相手の口に、無理矢理コーヒーを流し込む可能性も高いです…。
■なんとなく手応えを感じたように思えた
■たかだか〇〇くらいは周りでも(年齢的にも)普通だし、断るのはおかしいと思う
■本当に嫌だったら、相手からこちら側にわかるように意思表示して来ると思った
■好き同士なら何も言わなくてもわかり合ってるはず
■いちいち相手に同意を得るのは照れ臭いし面倒臭いし萎える
よく見聞きする内容ですが、本当にそうでしょうか?
手をサッと避けられたり、後に「本当は嫌だった」なんて言われたらあなた自身も傷つきませんか?
「スキンシップNO」と「あなたがNO」はまったく別問題ですからご安心ください。まずは相手と一定の距離感を保った状態でしっかりと向き合い、冷静な状態で”YESorNO”の気持ちを確かめましょう。
相手にしっかり確認や同意を得ずにするスキンシップは、相手のココロやカラダを深く傷つけてしまう、男女どちらからの行為に関わらず痴漢レイプと同じ暴力行為で犯罪です。

おわりに

今回はコーヒーに例えましたが、お茶でもジュースでもクッキーでもなんでも構いません。

悪気なくとも何となくうやむやにしてしまいがちかもしれませんが、知らないうちに相手を傷つけたい人なんて、ほとんどいないのではとも思います。

「お互い本当に同じ想いで”スキンシップ”できているのか?」

考えるキッカケや、相手とより心を通わせるためのヒントになったら嬉しく思います☆

 

ご覧下さりありがとうございました!

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