今の時代、誰でも時間・お金・パスポートさえ捻出さえすれば
✅LCCなど格安航空機に発達
✅インターネット環境の普及
✅スマートフォン&タブレット端末の普及
のおかげで場合によっては国内旅行より手軽で身近になった海外旅行ですが、準備を怠ってしまうと想定外に時間やお金の浪費をすることあります。
今回は、手痛い思いを散々した私なりに
- 『想定外で無駄な手痛い出費』を避けるために必要なこと
- 『想定外で無駄な手痛い出費』を避けるために必要なもの
をまとめてみました。
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『想定外で無駄な手痛い出費』を避けるために必要なこと
「いつ(期間)・どこの国(エリア)・目的(何をする)・予算(費用)」ばかりに目が行きがちですよね。
パスポートについて
1. パスポート残存期限の確認
✅ツアー予約や航空券手配ができても、旅行会社が各個人のパスポート期限を渡航先の必要な残存期間と照合して指摘してくれるケースはほとんどないので、キャンセル費用自腹&出入国できなくなる可能性があります。
✅海外で唯一の身分証なので、もしも現地でケガや病気で帰国不能・現地の治安情勢などで身動き取れずに期限切れを迎えると「自称、日本から来た〇〇さん」になり、何かと不便で面倒です。
>>>各国の必要パスポート残存期間(ビザ必要性の有無)はこちら
2. ビザ必要性の有無の確認
✅あらかじめ申請手続きが必要な国や渡航期間の場合は事前準備が必要です。現地手配できる場合もありますが、費用は国内で用意するより割高で時間もかかるため、送迎車を手配している場合など相手側に迷惑もかかります。
>>>各国の必要パスポート残存期間(ビザ必要性の有無)はこちら
3. コピー&写メを用意
✅万が一の紛失や盗難時に何も控えを持っていないのは、自分の身元を証明するものがゼロに等しい&手続きに時間やお金が嵩むこともあります。
外務省の公式ホームページでも有効な情報を得られます↓
飛行機について
1. 航空券の預け入れ手荷物の事前予約
✅ツアーや航空券の費用に含まれていなかったり、含まれていても足りない場合は各自で事前に航空会社ホームページで手配が必要な場合があります。
✅予約なしで受け付けてくれる場合もありますが、LCCや格安チケットの場合は特に、驚くほど高いこともザラです。(私は事前申請をうっかり忘れ、たった30kg未満のスーツケース1個を預けるのにMAX4万円かかりました)
2. 機内食の手配
✅食事付きプランでない場合は事前に航空会社のホームページで各自手配しないと、機内オーダーが割高だったり人気メニューなどは売り切れで食べられないことがあります。
✅フライト前に空港内でのんびり食事や飲食物を確保する時間が取れない場合は、睡眠&食事くらいしか楽しみがないこともあります。
3. アメニティ
✅LCCや格安航空機の中にはブランケットや枕などの貸し出しも有料の場合があります。機内は夏場でも肌寒かったり、体調も崩しやすいので各自準備した方が無難です。
4. カラーコンタクトレンズ
✅パスポート作成時も装着NGなように、セキュリティチェックを受ける際もカラコンを外すよう要求されることがあり、衛生的な観点からもコスト面からも裸眼が無難です。
■雑菌だらけの手で触れたことで結膜炎などになると充血で辛い思いをし、適切な目薬の手配に時間もお金かかってしまいます。
保安面について
1. 宿泊ホテル・病院・大使館の住所・電話番号・メールアドレス確認
✅毎回いざとなってから調べたのではスマホ充電消耗・Wi-Fi環境ありきの運否天賦・充電が切れたらどうにもならないので、事前確認が必要です。
2. 現地ルール(治安・服装・持ち物など)を調べる
✅治安環境ももちろんですが、例えばタイに電子タバコ(アイコス)などは持ち込むだけで高額罰金&没収の処罰対象で、服装に厳しい国では旅行者といえど露出マナーなどで現地で買い直しや買い足しを余儀なくされます。
3. 日本の在外公館(現地大使館・総領事館)を調べる
✅パスポートや手回り品の紛失・盗難などのトラブルで、帰国のための渡航証明書の発行や現地警察へ届け出を出すサポートなどを受けられます。
外務省の公式ホームページから確認できます↓
保険について
1. クレジットカードの自動付帯&利用付帯を面倒でも確認
✅クレカの医療費カバーはプレミアカードでさえ、噂やイメージほど手厚くないものもありますので注意が必要です。
2. 旅行保険に加入(現地での病気やケガ・他人や他人の物の賠償・飛行機&交通機関トラブル)
✅国民健康保険は海外では利用できない海外では、医療費が高額&救急車が有料なのは当たり前です。 帰国後に医療還付を受けようが自腹に変わりありません(帰国後に高額医療制度で医療還付金を受けるにも役所へ出向き、手続きに時間と手間を費やさないと返金されません)。
💡現地で日本では認可外の治療法&治療薬を得た場合は、そもそも国民健康保険の返金対象外です
✅飲食店でうっかり飲み物を相手にこぼしたり、アクティビティに夢中で人とぶつかり怪我をさせた場合、万が一に相手が高級ブランドを身にまとう高所得者だと信じられないほどの補償費用が必要です。
✅飛行機の遅延決行で宿泊費・飲食費・手回り品を急遽購入する事になった場合に未加入ですと出費が嵩みます。
クレジットカードについて
1. 2枚以上の別ブランドのカードを用意
✅エリアや店舗により使用可能な銘柄が異なります。香港のオクトパスカードのようにどこでも何でも使える電子マネーがなければ、カードが使えない度に現金手配に両替&ATMで毎回手数料がかかります。
2. カード番号&緊急時に国外から電話可能な連絡先をメモしておく
✅万が一の紛失・盗難に備え、写メ&番号やデータを控えたメモは大切です。
3. 自動付帯&利用付帯の補償内容を確認する
✅巷でよく言う「海外旅行保険はクレカでカバーできる」は買ったものが壊れたなどには有効ですが、医療費カバーは実際おまけ程度な場合もあります。(ゴールドカードでもMAX300万円ほどのものもあります)
✅例えばアメリカNYで盲腸になった場合で、1〜3日の入院で約152~441万円(一般初診料で150〜300ドル)+救急車代別で、補償範囲でカバーできない分は自費負担です。
写真撮影について
1. 撮影可能な建物や周辺環境か確認
✅場所によっては撮影不可&許可必須な場合があり、高額罰金&逮捕など処罰対象になることがあります(国有財産の建物や仏教国の僧侶撮影など)。
2. 他者にカメラを向けていると誤解されないか&写り込みなど配慮できているかどうか
✅たまたまその方向にレンズが向いていただけ&SNS投稿前にモザイク処理を想定していることは相手にわかりません。現地語で罵声を浴びたりスマホを壊された場合、気分最悪&自腹で買い替え必須です。
現地通貨について
1. 日本円と現地通貨のレートの比較
✅渡航先では各国通貨で価格表示されているので、おおよそのレートを把握しておかないと思わぬ予算オーバーになりがちです。
2. 両替はゆとりを持って
■通貨により両替レートや手数料も全く異なるため一概には言えませんが、空港両替は高手数料&現地市街は換金率はよくても日本の銀行やATMと環境が全く異なる&現地母語マスターじゃないと知らないうちにぼったくり被害もありがちです。
飲食&アクティビティについて
1. 目的地や現実的な予算を考える
✅滞在中の食費(1日3食+αなど)・アクティビティ費(市街観光&マッサージなど)・買い物代(お土産など)の予算を組まないと、特に贅沢をした感覚がなくてもすごいことになります。
2. 世界的に有名な飲食店
✅安心して利用出来る&現地特有メニューも楽しめるチェーン店の多くは日本より高額なので、スタバ・KFC・マクドナルド・31アイスクリームなど日本のロイヤルホスト(ファミレス)くらいを想定した方が無難です。
3. 現地での交通費など移動費用を考える
✅ホテルからの徒歩圏でない限り公共交通機関(電車・バス)・タクシーですが、移動時間・距離を想定してプランを練らないと、時間とお金がひたすらかかります。
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ホテル館内&市街について
1. ホテル館内のサービス
✅宿泊代が安くてもホテル内の物価はホテルグレードに応じた世界標準価格に設定されていることがスタンダードです。
✅ルームサービスの場合は日本のファミレスの2倍以上&マッサージ・エステも日本の大衆店の方が断然安いなんてことも発展途上国でさえありがちです。
2. スーパー&コンビニ
✅日本で出回っている輸入品以外は一部を除きイメージほど安くありませんが、一番出費を抑えられますので、お水(飲用&歯磨き用)やお酒類、軽食類は滞在日数分確保した方が無難です。
3. 日本語対応の飲食店や店舗
『想定外で無駄な手痛い出費』を避けるために必要なもの
「何着て行こう、何持って行こう」と現地でのオシャレな服装や持ち物ばかりに目が行きがちですよね。
持ち物
1. 常備薬&常備薬・ベビーフード
✅機内持ち込み荷物の液体物持ち込みは1人100ml以下ですが、薬やベビーフードは規制対象外です。
✅フライト遅延&欠便になった場合にも、即座に預けた荷物が帰って来ないので必ず機内持ち込み荷物に入れてください。
✅ホテルから出て市街地観光などをする際にも、万が一を想定して持ち歩いた方が命や健康を保てます。
http://www.haneda-airport.jp/inter/dept/security.html2. スーツケース(軽量・大容量・低騒音・耐久性◎)
✅オシャレでとても可愛いデザインが手頃な価格帯でたくさん出回っていて見ているだけでも楽しいですが、一度の使い切りなのか長期間愛用したいのかよく考える必要があります。
- 預け入れ荷物(LCCや格安航空機は特に)料金にシビアなので加算料金や、そもそもの預け入れ料金が高くなる
- 行きでパンパンな状態は現地購入品やお土産が入らない(機内持ち込み荷物は基本的に身につけたバッグやリュック1点+1点(コンビニ袋も1つにまとめないとNG)
- 性能&耐久性は価格に比例するので安価な品はタイヤのガラガラ音がうるさい・ハンドルがガタつきやすい・少しの衝撃で破損しやすい
- 即破損して破棄したい場合でも粗大ごみ扱い(有料)の自治体が多い(一部、解体すれば普通ゴミOK)
✅旅の途中で破損した場合はセキュリティ面からも買い直し必須
3. エコバッグ(ショッピングバッグ)
✅機内持ち込み荷物を1つにまとめる際・レジ袋有料な国も多いため・高額商品を購入した際の目隠しなど、ロンシャントートバッグのような軽量・折りたたみ・大容量タイプは何かと役立ちます。
4. スーツケースベルト
✅空港の荷物受け取りレーンで他者との取り違い事故を防ぐ&ホテル内での盗難防止対策にも役立ちます。
- なるべく目立つ個性的な色柄デザインで瞬時に自分のものだと見分けられるようにする
- TSAロック付き&十字タイプですとズレ落ちにくく、スーツケースを無断でこじ開けられる可能性も軽減されます。
- ネームタグに日本名の記載は”日本人=チョロい”と認識した良からぬ人に付きまとわれるリスクがあるので要注意です。
5. ラゲージスケール(バゲッジスケール/ラゲージチェッカー)
✅機内持ち込み&預け入れどちらも荷物のサイズ・重量・個数を問われるため、メジャー&重量計がないと空港でせっかく荷造りしスーツケースを公衆の面前で開けて荷造りやり直しになります。
6. スマホ充電器・変換プラグ・変圧器・Wi-Fi
✅現地で確実に情報が得られ、LINEやカカオトークなどを利用すれば世界中どこでも無料通話&無料メールが可能なので、待ち時間などに充電をするために必須です。
✅日本国内の設定のまま海外へスマホを持ち込んでも各種携帯会社の提携先とリンクして使用可能ですが超高額になりがちなので、海外SIMカード用意か出国前に機内モードオン&Wi-Fiオフにしてください。
✅公衆Wi-Fi&無料Wi-Fiを備えたエリアや店舗も多いですが不安定になりやすく、スムーズにオンランで情報を得られにくいのでポケットWi-Fiやオフライン対応マップ&翻訳機が便利です。
7. 液体物(飲食物&コスメなど)
服装&身につけるもの
1. 小さめのショルダーバッグorボディバッグ
✅身体に密着して身につけられるタイプをお腹側に持って歩くと、リュックやハンドバッグに比べスラれたりひったくられるリスクが軽減しやすいです。
✅香港やモナコなど誰もが高級ブランド品を当たり前に持ち歩いているようなエリアを除き、合皮や金ピカ金具系は避けたほうが無難です(たとえ実際チープでも羽振りよく見えるとリスクが高まります)。
2. 羽織
✅パーカーやカーディガンなどササッと温度調節できるものは機内でも重宝します。特にバッグを身につけた上から羽織ると引ったくりにくくなるのでオススメです。
3. 着回しやすく動きやすい、汚れてもOKな服
✅フライト遅延や急激な気温気圧変動があるため、体を過度に締め付けるような衣服は特に疲労を感じやすいため、体調不良を起こして旅程変更&病院直行の思い出が残ったら切ないですよね。
✅エリアによりワクチン未接種であろう野良犬&野良猫がうろついていたり、様々な人もいるので動きやすく多少汚れても笑えるレベルの衣類が向いてます。
✅あれこれ衣類を持ち出しオシャレをしたいところですが、要ドレスアップでない場合はデニムやパーカーなど着回し前提でコーデを組んだ方がスーツケース軽量化のためにもオススメです。
4. フラットシューズやサンダル
✅天候・路面環境・万が一に逃げられるようにドアtoドアのゴージャスな旅でない場合は、ハイヒール(ピンヒール・ウェッジソール問わず)や濡れても乾きにくいスニーカーは向いていません。
✅ビーチサンダルは場所を取らない&軽量でスーツケースに詰めやすいですが、長時間歩行で足を痛めやすいので、ビルケンシュトックのようなタイプの方が歩きやすくケガもしにくいです。
まとめ
「最高に行って良かった!」と思える素敵な旅のためのご参考になれば嬉しいです。
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ご覧下さりありがとうございました!
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