- つい忘れがちなこと
- 世界でプラグの種類は14種類
- 変圧器って何?
空港や銀行よりも、お得なレートで両替できる。
送料無料・代金引換OK・14時〆切当日発送 【外貨両替マネーバンク】
つい忘れがちなこと
日本で売っている家電の多くは日本国内で使用することを前提にした製品で、世界基準(100-240V)ではありません。
世界でプラグの種類は14種類
「どうして世界統一タイプじゃないの?」と言いたくなるほど、たくさんの個性豊かな形をしています。
Aタイプ (主に北米・中米など)
✅日本のコンセントといえばこちら、平型ピンが2つ並んだタイプ
✅アメリカ・カナダなど
Bタイプ (主に北米・中米など)
✅Aタイプの下にアース用の丸ピンが付いた3ピンタイプで、B→Aに接続OK(電圧が合えば)
✅稀にAタイプのアースなしorアースありとして存在しますが、ほとんどCと混同品
✅日本でもたまにPCやOA機器であるものの、一般的ではありません。
💡最適なBプラグがなかったため、画像は変圧器です。
Cタイプ (主にヨーロッパ全域)
✅丸型ピンが2つ並んだタイプ
✅「ユーロプラグ」と呼ばれる、ヨーロッパ版の日本Aプラグのような存在
Dタイプ (主に南アジア)
✅丸型ピンがピラミッド型に並んだタイプで、上のピン(アース)が他2本より少し太め
✅B3と呼ばることが一般的
✅インド・ネパール・ブータン・スリランカなどで
Eタイプ (主にヨーロッパ&北アフリカ)
✅Cタイプにアースが付いた(コンセント側に突き出た)タイプで、C→Eに接続OK
✅SEタイプと呼ばれることが一般的
✅フランス・ベルギー・ドイツ・チェコ・チュニジア・モロッコなど
Fタイプ (主にヨーロッパ&東南アジア)
✅丸型ピンが2つ並んだC型に、2つのアース極が付いたタイプで「シュコープラグ」とも呼ばれる
✅SEタイプとして扱われることが多く、アース接続しなくてもOKなため、Cと互換性あり
✅イタリア・ドイツ・スペイン・ポルトガル・オーストリア・韓国・ミャンマーなど
💡画像はSEタイプです。Cタイプであればダイソーでも売っているので費用抑えられます。
Gタイプ (主にヨーロッパ&アジア)
✅平型ピン3つがピラミッド型(てっぺんが縦で残り2つが横向き)タイプ
✅アース線にピンを差し込まないとコンセント部分のシャッターが開かず、ピンを入れることができない。コンセントの横の主電源スイッチを入れないと、機器のスイッチを入れても作動しないのにCと互換性あり(ボールペンの先をアースに差し込みシャッターを開けて差し込む=安全ではない)
✅日本で入手しづらく、BFタイプとして扱われています。
Hタイプ (主に中東)
✅丸型or平型ピンがV字型に並んタイプで、形としてはD型に近いもののピンの太さや間隔が異なる
✅かなり狭い範囲でしか使用されないため、C・E・Fで代用する方も多い
✅イスラエル
Iタイプ (主にオセアニア)
✅平型ピン2本が逆ハの字型で、その上に1本の平型ピンがアース線として付いたピラミッド型タイプ
✅Oタイプ(八の字)・O2タイプ(3ピン)と呼ばれるのが一般的(シャッター付きコンセントの場合はG同様、アース線にピンを差し込まないとシャッターが開かずピンが入らないので、不安な場合はO2が無難)
✅オーストラリア・ニュージーランド・中国のごく一部など
Jタイプ (主に中央ヨーロッパ一部)
✅丸型ピン3つが鈍角三角形のような並び方をしたタイプでC→J対応OK
✅かなり狭い範囲でしか使用されず、Cで代用する方が非常に多い
✅スイス・リヒテンシュタイン
引用元:Wikitravel
Kタイプ (主に北ヨーロッパ一部)
✅3ピンタイプで形はEに近いけれど、接地極が差し込み口となっている
✅かなり狭い範囲でしか使用されず、C・SEで代用する方が非常に多い
✅デンマーク・グリーンランドなど
引用元:Wikitravel
Lタイプ (主に北ヨーロッパ&北アフリカ)
✅丸型ピン3つがCと同じ形&間隔で並んだタイプ(中央はアース端子ですがGのようにアース端子にピンを差し込まなくてもOK)
✅かなり狭い範囲でしか使用されず、Cで代用する方が非常に多い
✅イタリア全域・エチオピア・リビアなど
引用元:Wikitravel
Mタイプ (主に南アフリカ)
✅丸型ピン3つがピラミッド型に並んだタイプ
✅ピンの間隔が多少異なるものの、なんとかDで代用する方も多い
✅エスワティニ(旧スワジランド)・ボツワナ・レソトなど
引用元:Amazon
Nタイプ (主に南米の一部)
✅丸型ピン3つがなだらかな山形に並んだタイプ(中央はアース端子)
✅かなり狭い範囲でしか使用されないため、Cで代用する方がほとんど
✅ブラジル
引用元:Wikitravel

変圧器って何?
恥ずかしながら…私の愛用家電が壊れた原因もこれによるもので、ACプラグの形状が似ていても電圧規格が異なるとそのまま使えません。
✅変圧器はおおよそ2千円〜6千円くらいで、プラグ(100〜3千円程度)に比べると高価
✅あれこれ持ち込むと航空会社によっては別途料金が発生する(重量)
✅空港で預け入れする荷物の場合、日本のように丁寧な物の扱いはほとんどないので破損リスク
✅部屋を出る度にスーツケースに入れスーツケースバンドと柱に結合するなどしないと盗難リスク
💡「バッゲジスケール(ラゲージスケール・ラゲッジチェッカー)」があると便利です。下の画像はメジャー一体型で、スーツケースのサイズと重量どちらも測れます。
予約内容によっては事前申請が無かったり申請を超えた場合、空港で結構な追加料金(私の場合は過去にMAX4万円)が発生しますので、よほど無いと困る電化製品でなければ必要最小限に留めるのも一つかと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これを覚えておくと、現地で見つけた可愛くてお洒落な家電などもためらわずに購入して自宅で使えるので便利です。
私のような大失態をどなた様もせずに、快適で楽しい海外渡航でありますように。
>>>「海外旅行で想定外の時間&お金の浪費」を防ぐ方法はこちら
>>>「ヨーロッパ44カ国」の周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
>>>「アフリカ54カ国」の周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
>>>「北米&中南米36カ国」のの周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
>>>「アジア26カ国」の周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
>>>「オセアニア16カ国」の周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
>>>「中近東17カ国」の周波数・プラグタイプ・電圧はこちら
ご覧下さりありがとうございました!
See you later!
コメント