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【FX初心者】世界3大市場(東京・NY・ロンドン)の違いや特徴etc

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新型コロナウィルスCOVID-19の影響で、例年のGWのような賑やかで喜ばしいニュースは聞こえず、世界中で経済不安のニュースが相変わらず際立っていますね。

投資+貯蓄+大誤算のブログ収益…?で生活する私は、いくら納税していても公的保証&支援対象外…戦時中並に憲兵だらけの世の中&特攻志願のような要請システムにゾッとしつつ

の国民皆給付の権利が得られ、期待ゼロで自主的隔離する中、政府のお心遣いを密かに有り難く感じています。

けれど長期化しそうな世界大恐慌並の中を蚊帳の外のまま今後も生き抜くには、恩給活用&世界経済に注目しつつ自己責任でなんとかするしかないので、FXチャレンジ中で口座入金済ませました。

 

早く実際のFX取引は行いたいところですが

日本国内と海外諸国のFX取引市場の違いは?

と聞かれ、無知特有のそれっぽい

国が違えば勝手が異なるのは自然なことで…

とか薄っぺらい回答しか用意できず、学びの必要性を感じました。

 

そこで今回は、世界各国で為替取引される中で『世界3大市場』と呼ばれる

  • 東京(日本)
  • ニューヨーク(アメリカ)
  • ロンドン(イギリス)

3箇所のFX取引所(外国為替市場)で、どんな違いや特徴があるのかetcを調べてみました。

目次

世界三大市場それぞれの違い&特徴etc

FXは世界中どこかの市場がオープンしている24時間眠らないマーケットです。

株式で言う証券取引所のような建物(実体)は存在しないバーチャル市場で、各国の金融機関(中央銀行)が開いている時間を市場(マーケット)と表現しています。

東京(日本)

アジア最大マーケットで、中央銀行(日本銀行)9時〜17時を、一般的に東京外国為替市場(東京市場/アジア市場)と呼びます。

時間帯の呼び名

一般的に日本時間8時〜16時が東京時間17時〜翌2時(日本時間)

取引参加層

アジア圏&オセアニア圏がメイン

時間帯の傾向

各金融機関が9時55分に、その日の定時基準レート(TTM)を発表するため、この周辺時間帯は取引が活発になる傾向

💡TTMとは…

Telegraphic Transfer Middle Rateの略で、仲値のことです。

輸出入業者など実需者が利用するレートで、移動平均線が上昇傾向の五十日(ごとうび=毎月5日・10日・15日・20日・25日)は輸入業者の決済(ドル買い需要)が多いため、円安ドル高が進みやすいと言われています。

TTMが決まった10時過ぎは比較的穏やかな価格数位になりやすい一方で、前日高値(安値も)付近は一旦反発しやすい傾向です。

ニューヨーク(アメリカ)

ロンドン市場に次ぐマーケットで、中央銀行(FRB=Federal Reserve Bord)の開設時間22時〜翌7時(日本時間)を、一般的にニューヨーク外国為替市場(ニューヨーク市場/NY市場)と呼びます。

※冬時間は23時〜翌8時(+1時間)

時間帯の呼び名

一般的に、日本時間で21時〜翌6時(冬時間22時〜翌7時)はニューヨーク時間(米国時間)

時間帯の傾向

米国株価市場が開く22時30分(日本時間)は、重要な米国の経済指標が発表されることがあり、為替市場にとって重要な時間帯でトレンドが発生しやすい

24時(0時)に通貨オプションの権利行使期限『オプションカット』が設定されており、これに絡んだ流れ(フロー)が出ることも

ロンドンフィキシング(日本時間で翌2時にゴールド(金)の仲値が決まること)の影響で、実需者の売買動向が動くこともある

日本時間21時~翌6時(冬時間は22時~翌7時)はニューヨーク時間と呼ばれ、22時30分には米国株式市場がオープンします。この時間は為替市場にとって重要な時間帯でトレンドが発生しやすいと言われており、重要な米国の経済指標が発表されることがあります。24時には「オプションカット」と言われる通貨オプションの権利行使期限が設定されているため、これに絡んだフローが出る場合があります。また翌2時まではロンドン市場と重なっているため、取引参加者も多く値動きも期待できます。また日本時間翌1時にはロンドンフィキシングと呼ばれる金のスポット価格や対顧客市場の仲値が決められる時間であることから、この時間に絡んだ実需筋の売買動向が相場を動かす要因の一つとなります 。

ロンドン(イギリス)

世界No.1の取引量を誇る世界最大マーケットで、中央銀行(BOE=Bank of England)や金融機関の開設時間17時〜3時を、一般的にロンドン外国為替市場(ロンドン市場/欧州市場)と呼びます。

※冬時間は18時〜4時(+1時間)

時間帯の呼び名

一般的に日本時間16時~翌2時(冬時間は17時~翌3時)はロンドン時間(欧州時間)

取引参加層

ヨーロッパ圏がメインで、一部アーリーロンドン勢(日本時間15時からの取引参加者)

時間帯の傾向

 

世界No.1の取引量を誇るロンドン市場が開き、欧州勢が市場のメインプレイヤーとなります。一部にアーリーロンドンと呼ばれる日本時間15時から取引に加わる参加者もいます。欧州系通貨ペアの変動が激しくなることが最大の特徴で、東京時間とは全く逆の値動きとなることもしばしばあります。ポジションを建てる時は東京時間の値動きとは違うことに注意したいです。またこの時間帯は経済指標が多く発表されるため、取引している通貨ペアに関連した指標の発表時間はしっかりと確認して、リスクイベントがあればポジションを決済するなど対応しましょう。

東京・ロンドン・ニューヨークを比較

厳密には、各市場の取引時間は決められていませんが、取引の中心時間となるのは各国の証券取引所の時間です。それぞれについてまとめてみました。

東京 ロンドン ニューヨーク
株式市場の取引時間(現地の時間) 9:00〜15:00 8:00〜16:30 9:30〜16:00
日本時間(冬時間) 9:00〜15:00 17:00〜1:30 23:00〜6:00
日本時間(夏時間) 9:00〜15:00 16:00〜0:30 22:30〜5:00
日本との時差 マイナス9時間 マイナス16時間

23時半からの2時間はロンドンとニューヨークの2つの為替市場が動いているので最も取引が活発な時間帯「ゴールデンタイム」といえます。

東京市場の時間は実輸入企業による実取引が多いので値動きが大きくなりにくく、レンジ相場になりがちです。

ロンドン市場に入ると、為替差益を狙って短期売買を繰り返す「投機筋」が参入しはじめ、値動きも活発になりトレンドが発生しやすくなります。

ニューヨーク市場ではさらんにこの傾向が強化されるのですが、大きな影響を与える様々な経済指標も発表されるためこの傾向が急転換することもしばしばあります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

よく聞く東京市場・NY市場・欧州市場とは、あくまで便宜上そう呼ばれているだけで、建物がそこにあるわけでも明確な時間があるわけでもありません。

世界的にマーケットが最も盛り上がるのは、ロンドン市場とニューヨーク市場のオープンが重なる21時〜深夜2時頃(日本時間)と言われています。

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